フェイスブックへの投稿   2023年1月27日

「一組合員から京都理容組合への要望書」

皆さんからの寄せられたコメントも掲載しました

 

これは、いち組合員の私村瀬史朗が京都府理容組合の理事の先生方一人一人に出した手紙です。

 

まえがき

この要望書は少しでも理容師を取り巻く環境がよくなり理容師になりたいという若者が増えてほしいと思う願いを込めて書いてあります。

学が無く失礼な表現文面かもしれませんが最後まで目を通していただきたいです。

もちろん読まれた先生の心に響かなくてもそれは仕方ないです。

ただの戯言として一蹴されても仕方がありません。

でも誰かが問題提起をしないと本当に組合員がいなくなり業界が衰退する懸念があるからあえて提出させてもらいます。

京都だけでなくもっと日本の理容業界がよくなって欲しいと願っています。

 

本文

伏見の村瀬史朗と申します。

このたびは一組合員であるというだけの私のこの要望書に目を通してくださる事感謝いたします。


現在コロナはまだ無くなってはいませんが、世の中は行動制限も無くなりまた元に戻ろうとしています。
コロナは本当にいろんな被害をもたらしましたが僕はコロナがもたらした理容業界にとって良かった点にも注目しています。


1、総会などが無くなり書面になった。
ホテルを借りて大々的に総会をしなくても書面で十分機能は果たしていた


2、恒例の飲み会などが無くなった。
総会後の懇親会などももちろん無くなったが問題はなかったとみられる


3、惰性で行われていた行事が無くなった。
オンライン会議などができるようになりそれでも十分可能なことが分かった


この3点に関して私は本当によかったと思っています。


現在理容組合の年間行事で一番お金を使っているのはいろんな総会やその後の懇親会と認識しています。
私は以前よりあの懇親会に使われるお金が大変もったいないと思っていました。


あのお金は組合員の組合費があってこそと思われますがそんな使い方で本当に業界や組合の為になっているのだろうかと疑問を持っておりました。
そこにこのコロナで先にあげた3点が無くなり総会なども書面で出来る事、恒例の飲み会や行事が無くても大丈夫なことが証明されました。


だから願う事は一つ、世の中が元に戻っても理容組合は先の3点を復活させないでそのお金を若者の育成に使ってほしいです。


本来組合経費は業界の未来の為に一番使われるべきだと信じています。
人的資本 ヒューマンキャピタル、未来すなわち若者です。
また新しく理容師になろうとするものを一人でも増やすために使うべきです。


人材育成にかけるお金をコストと考えず未来への投資と考えてほしいです。
業界全体を盛り上げ理容業をこれからもずっと繁栄させる為です。


若者が入ってこない業界は衰退し死んでいきます。これはまぎれもない事実です。

これからの理容組合が子供や孫にも胸を張って「いいよ!」と言えるものであってほしい。

京都から改革を実行し全国の組合がそれにならえばきっと素晴らしい業界になるのではないでしょうか?
そのためには古い習慣を勇気を持って改革し大昔からの惰性を打ち切る必要がある。それができるのは理事の先生方しかいないのです。
時代はどんどん変わっています。その波に乗れないままでは誰も寄り付かない組合になっていくのではないでしょうか?
心から変わってほしいと願います。

これからの理容業界は生まれ変わり、もっと若者が憧れる職業にならなければいけない。
理容師の仕事には本当にそれだけのものがあると思います。
素晴らしい仕事です。
ただそれが伝えきれてないだけでは無いでしょうか?
美容師はオシャレでカッコいい、理容師はダサい、おっちゃんと言うイメージがまだある。
しかし、本当はそんな事全然ない。ただ伝えきれてないだけである。

伝えれば男性だけでなく女性理容師もまだまだ増える!
家が理容店でも継がない子供が多いのは本当に寂しいですね。


このままでいいのか?
良い訳はない、、


若者が目を輝かしてやりたい!と思う業界にしないと未来はない。
そのための改革を、、

重ねて言います…
組合費を未来のために使って欲しい
組合の未来とはすなわち若者の育成、そのために組合費を使うべき



具体的にはまず次の事をしてほしいです。


大会出場費や特訓会無料化、無料は無理でも大幅値下げ。

ウイッグ費用の補助を出し少しでも選手の金銭面負担を減らす。

結果を出したものにはウイッグ無償提供や賞金をもっと出す。

一般の消費者に向けてSNSなどで業界若者の頑張りをアピールする。

コンテストをしてる人の負担は練習の為に費やす時間や労力でありそれは大変なものである。
その上金銭面の負担がかかればもちろん「コンテストはもう出ない…」と言う人が増えて当然。

コンテストをがんばる意味が最近の若者には乏しくなっている。

これはすなわち技術の向上にブレーキがかかっていることになり業界の衰退につながる。
せめて組合をあげて金銭面の補助くらいはして当然ではないでしょうか?
京都を背負ってコンテストをがんばってくれる選手をもっと支援してやるべきではないでしょうか?
そのためにもまずは出来る事…

組合費が多く使われている総会後の懇親会や恒例のような飲み会はやめる。

総会の後のお酒の場のために組合費を使わない。

しかし…
飲み会を楽しみにしてる組合員もいるだろう。
飲み会がいけないのではない、飲みたい人はどんどんやればいい。
組合は酒飲みがしたい組合員のために段取りするだけでいい、会費制にすればいい。
そんなものに大切な私たちが出した組合員のお金を使わないでほしい。
「お酒の場も大事!」「膝を突き合わせ酒を飲むことも必要!」とか言う方もいますがそれは飲みたい方の言い訳としか思えません。

酔っぱらってる方は話も覚えていません。
また過去に神聖な全国大会の表彰式に酔いつぶれている人もいました。もううんざりしました。

絶対そんなお酒の為に組合費を使うべきではない。

組合費は業界みんなの未来のために使うもの

「ウチは跡取りはいないから若者に使わないで、、」「懇親会は無料にして!」という組合員もいるだろう、、
しかし、きっとその方も理容師であるプライドと誇りはあるはず、自分たちが繋いできた業界が発展して欲しいと思っているはず!
きっと未来の業界のためになるなら納得してくれるだろう。
「理容業界の未来の為になるなら懇親会代くらい払いますよ」と言ってくれるはずです。
会場にしてもホテルの大広間貸し切ってやることとは思えない。

また
全国大会があり、そのあとにある大会慰労会
私も数年前、慰労会に久しぶりに選手として参加し愕然とした。
日々特訓に精魂つかれてる選手たちがあたかも神様が来たかのようなもてなし方で理事の先生方を迎えるあの姿、ペコペコしながらお酌をして回る姿、かわいそうで見てられなかった。

そんなに理事は偉いのですか?

仕方ないので注ぎにいくと「なんや!注ぎに来るの遅いやないか!」と僕は言われました。

がっくり来ました・・・

慰労会はやっても選手と理事は対等。みんなで慰労し合うのが本当の慰労会
もちろんこれも今後するなら会費制で皆で割り勘が当たり前。組合費を使う事ではない。
しかも強制参加はするべきではない。参加したいものが行けばいい。

組合員の選挙で理事が決まる。理事はすなわち組合員の代表。

役員報酬をもらっているからと言って理事が偉いと勘違いしてはならない。

組合員の声をまとめるのか理事。
大変なご苦労だがそれも業界をよくしたい!という信念のからくるものだと信じる。
選手たちも京都を強くするため、技術に長けている都道府県であると言われるように誇りとプライドを賭けて競技に挑む。
それはすなわち業界を良くしたいと思う皆の信念。

選手の立場、理事の立場、それぞれ違いはあっても皆その信念は同じはずです。

そのために、その信念に賛同し一組合員は組合費を納める。
総会やいろんな会の後の酒飲みどんちゃん騒ぎのために使って良いはずはない。
酒がなくても親睦は図れます。


今回は人材育成について一組合員としての要望をお伝えしましたが、理容京都の新聞にある収支決算書を見てもまだまだ他からの見直せる点はたくさんあるのではないでしょうか?
それができるのは理事の先生方だけです。

コロナがあり世界はずいぶん変わりました。
総会はコロナの時のように書面で済ませる、恒例の飲み会はやめる。
その程度の改革はもうあたりまえの事ではないでしょうか?

それなのに、また戻りますか?
戻らないと信じています。

無駄な酒飲み会はもうやめてほしい。やりたい人だけ自費でやってください。
組合費は業界の未来のために使ってください。
若者育成に使うお金をコストと考えず業界の未来の為の投資と考えてほしいです。

子供や孫にも胸を張って「理容師いいよ!」といえるように、、


伏見  村瀬史朗

 

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フェイスブックへの投稿   2023年1月29日

「27日の投稿に寄せられたコメントへのお礼投稿」

 

先日、「いち組合員から組合への要望書」と題して理事会に提出した僕の要望書を反発覚悟でFacebookに初めて出しました。
これは昨年の9月に事務局に送ったものですが完全に無視されてましたのでここに出した次第です。
(SNSに出す事は事前に伝えてありました。)

その結果、コメント欄だけでなく個人LINEやメッセージ、電話でも僕が想像したのをはるかに超える全国からの賛同の意見をいただきました。

もちろん反発意見もあったのでしょうが、「マイナス意見や批判は受け付けません」と書いてたのでなかったです。
多かれ少なかれみなさんの組合への期待の表れだと思います。
「今のままではダメじゃないかな?」「これ無駄だよね」とかみなさん思ってるのですがなかなか言いにくいのが現状で言ったところで何も変わらないという諦めのようなものも感じました。

業界が衰退するかまだまだ理容業界がこれからもずっと栄えて子や孫に繋いでいけるか?がかかっている事です。
皆んなから集めた組合費はやはり未来への投資として若者育成に使うことが正しい姿ではないでしょうか?

もっと無駄を省けばたぶんまだまだ改善できるはずです。

コメントやメッセージで熱い思いを語ってくださった皆さん本当にありがとうございます。
そんな気持ちがあれば業界もっと伸びる事でしょう!

もっともっと若者の活躍もどんどん発信してSNSやYouTubeや Instagram、TikTokも一般のお客様には訴えることができますので是非みんなでいい事情報発信しましょう!
そうすれば理容も楽しそう!やってみたいな!って若者が増えるかもですね。
もちろんマスターシローは全部やっています。
春からグランツエッセに来るマナカという理女子もYouTubeのマスターシローチャンネルがきっかけで来てくれることが決まりました。
不思議な縁ですね。

みなさんのお店にもそんな若いパワーがいるはずです!若いと言うのは気持ちが若いということです。
還暦前の僕もまだまだ若い子には負けないつもりでこれからも頑張ります!
みんなで業界盛り上げていきましょう!

マスターシローこと村瀬史朗

皆さんに感謝を込めて

 

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フェイスブックへの投稿   2023年2月19日

「伏見支部総会・懇親会開催についての投稿」

 

以前から組合費の使い方を業界の未来のために使って欲しいと組合への要望書を提出したりして声を上げてきましたが、、、
やはり今年はコロナの前にさかのぼりそんなお金の使い方やるようですね。
たぶん以前と同じ立派なホテルを借り切って総会をやって、その後ご丁寧な懇親会やるみたいです。

もちろん僕は1人分でも浮かして欲しいので懇親会は参加しません。
我が伏見支部には時代遅れの慣習に逆らい新しい流れを作ろうとする姿を見せてほしかった。

現在伏見支部は組合員がもう49人という少なさです。
財政難らしいのですがそれなのにやっぱやるんですね。せめて規模を縮小するのかも思いきや、いつものホテルですね。

そのことで1人の関係者と話したところ、、
「高齢の組合員様が辞めないように、バランスを考えて取り組んでる、、」との事です。
しかも、驚いたことに近畿の各県では競技会を辞める方向らしいです。
コンテストを廃止し、高齢者引き止めのために懇親会はやるということですね。
全く真逆ですね

呆れてものが言えません

未来である若者への投資をおこたり、それが若者のコンテスト離れになり、また組合員離脱、、、もうやはり業界は廃れていきますね。

いいんですか?みなさん

子や孫にこの素晴らしい理容業をやって欲しく無いですか?

もっともだと感じた方は是非これをシェアしてください。
1人の声はとどかなくてもみんなで大きな波にしませんか?

また前回の時も言いましたが反対意見やお叱りは直接メッセンジャーでのメッセージをお願いします。
ここが言い争いの場になることはイヤですので、、

(反対意見をメッセージくれた方とは正面から向き合い一緒にいい方向を見つける話し合いをしたいと思います。
特に理事と言われている執行役員の方は是非メッセージください。)
またご自分の意見がお有りの方はご自分のタイムライン上でお願いします。

若者育成にかかるお金をコストと考えず業界未来への投資と考えるべきです。

よろしくお願い申し上げます。

 

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フェイスブックへの投稿   2023年3月13日

「伏見支部総会の質疑応答」 の投稿 フェイスブックより

3月13日月曜に都ホテル京都八条で理容組合伏見支部の総会がありました。


京都府組合への要望書についてもたくさんの皆さんからのお声を頂きましたが、この伏見支部の総会に対しても以前より疑問に思う点を質問書にて提出していました。
僕の考え理事の方達の考えをみなさんもフラットな目で見て欲しいです。
そして、本当に僕たちの理容業がこれからも発展し、目指す若者が増えて、みんなが誇りを持って子や孫に勧める業であるためにはどうしたら良いのか?を一緒に考えて欲しいです。

立場の違いから考えが違う点はありますが本当はみんながみんなこの仕事を愛しているから良くしたい!と思っているのは変わりありません。
ただ、考え方でその道筋がこうも違うのです。
今回、ここにそれを投稿するのも理事への攻撃とかそんな事ではありません。
みんなにも真剣に考えていただきたいのです。

京都だけでなく自分たちの所属する県や府の組合が今のままではいいのか?
どうすれば良くなるのか?
何を残し、何をはぶき、どうすればこの業界が若者に憧れられ、社会的にも必要とされるものになるのか、、、
どうか皆さんも自分の組合に置き換えて考えて頂きたいです。

そして、これを見てくださった全国の理事の方達にも今一度歩み寄り考えて欲しいと思います。
そして、良くする為に自分はどんな行動をしたら良いのか?どんな発言をするべきなのか?
是非勇気を持って改革の第一歩をみんなで踏み出しませんか?

今回総会の模様をここで投稿する事、もちろん支部長の許可を得ています。
ちなみにこの支部長の回答文は理事みんなの総意ということです。

今回は反対意見もどんどん受け付けます。

皆んなでここで議論するのも良いと思います。
ただし建設的なご意見に限ります。
できればシェアもよろしくお願い申し上げます。


村瀬史朗

 

マスターシローの総会での質問

組合員49名という少ない中、都ホテルをホールを借り切ってまでやる事か昔から疑問です。

支出の部を見ても総会にかけるお金はすごい額です。
これはすなわち組合員が納めている組合費です。
そのお金を懇親会で使われているのにも疑問です。
組合費は伏見支部が、強いては理容業界がよくなるために使われるものだと思います。
よくなるためには何が必要か?僕は若者育成に使ってこそ皆さんのお金が生きてくると考えます。
皆さんが誇りを持って続けてきたこの理容というお仕事が廃れていってもいいのでしょうか?
僕は子や孫に胸を張って「いい仕事だよ」「組合に入ったほうがいいよ」と言いたいです。

コロナで総会が書面になったけど問題無かったのでは?また戻すのですか?
それで本当にいいのですか? 交際費とは何ですか? 交通費の内訳は? 理事手当をもっと詳しく知りたい。
役員退職引当金とはなんですか?まだまだ不明な点が多いです。

理事は組合員の代表、理事が組合の未来を真剣に考え、古い慣習にとらわれず変わっていく時代とともに改革をしていく姿勢が求められてるんじゃないんですか? 

私は昨年、京都理容組合にも組合運営について要望書を提出し、内容をフェイスブックなどのSNSにも出しましたが全国から称賛の声を本当に多数いただいています。
皆さん心では思っていてもなかなか言い出せないんですね。

皆さんも声に出しませんか?

 

動画はこちら

 

 

この質問に対する支部長からの返答

解答用紙をそのまま添付します。(了解済みです)

 

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質問返答のあとのやりとり

 

 

以上です

総会の模様をありのまま掲載しました。

これをここに載せたのも少しでも組合やそれを取り巻く理容業界がよくなっていって欲しいとの願いからです。

一緒に考えてみませんか?

 

 

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glanzesse@i.softbank.jp

 

 

 

 

 

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